研究結果 2019.06.14 スピン流が機械的な動力を運ぶことを実証 電子は電気的な性質に加えてスピンと呼ばれる自転的な性質を持っています。そのスピンの流れであるスピン流は電流と同じように情報を伝送する担い手になれると考えられており、例えば、強磁性体(磁石)にスピン... 詳細をみる 2018.11.22 超伝導体を利用した新たな環境発電機能を実証 環境発電とは、身の回りにある様々な“揺らぎ”から、使える電力を取り出す技術です。例えば、熱エネルギーという揺らぎを電力に変換する熱電変換素子、マイクロ波を電流へと変換するレクテナなどがあ... 詳細をみる 2018.10.23 核スピン由来のスピン流を世界で初めて検出 スピントロニクスは、電子が持つ電荷だけでなく、電子が持つスピンをも利用して、情報の処理・伝達・保存を行う技術であり、電子スピンの伝搬を担うスピン流は最も重要な物理量です。しかし、物質中にはこのスピ... 詳細をみる 2016.12.12 スピンペルチェ効果の温度分布可視化に成功 スピンペルチェ効果による物質中の温度変化を可視化することに世界で初めて成功しました。熱は物質中を伝播し拡散していく、というのが従来の熱現象ですが、今回スピンペルチェ効果によって生じる温度変化は周囲... 詳細をみる 2016.11.11 スピンゼーベック効果の高効率化に新指針 スピンゼーベック効果はスピン流注1)を介し、熱を電気エネルギーに変換する現象であり、それを発現する素子の構造が単純なことから、次世代の熱電変換法として期待されています。従来、スピンゼーベック効果の性... 詳細をみる 2016.09.28 新たなスピン流の担い手を発見 スピン流とは物質中の磁気の流れことで、電流に似た働きをすることが確認されています。従来スピン流はその性質から金属や磁石を中心に研究がおこなわれてきました。しかし今回、通常の金属や磁石の状態とは異な... 詳細をみる 2016.08.30 超薄膜物質の磁性を容易に測定できる手法を開発 スピン流は電子の自転に由来する磁石の性質を指し、電流と対比され次世代技術スピントロニクス注1)の基礎現象として注目されています。 さて、電流の流れ易さ(電気伝導度)を調べることで、物質の性質を金属、... 詳細をみる 2016.07.29 熱を流すと金属が磁石になる現象を発見 例えば鉄・コバルトなどの金属は磁石を近づけると、自身も磁石の性質をもつことができます。しかし金などもともと磁石にくっつかない金属は、たとえ磁石を近づけてもそれ自身が磁石になることはない、そう考えら... 詳細をみる 2016.01.07 ブラックホールの理論を用いて磁性体の物理量を計算する手法を開発 ブラックホールは光さえも抜け出すことのできないほど、質量が大きくかつ高密度で強大な重力を持つ天体であることが知られています。この天体を理解するには、強い重力を記述する一般相対性理論が必要不可欠であ... 詳細をみる 2015.11.03 液体金属流から電気エネルギーを取り出せることを発見 電気エネルギーを取り出すと聞くとタービンやの大型の発電設備が必要と思うかもしれません。しかし今回、液体金属を細い管に流す、それだけで電気エネルギーが取り出せるという現象を発見しました。 近年、ナノテ... 詳細をみる