Rafael Ramos助教の物質中の音波(フォノン)とスピン流の担い手であるマグノンとの共鳴に関する論文が、Nature Communicationsに掲載されました。
通常、低温・高磁場でなければ観測できなかった、音波によるスピン流の増幅を室温かつ低磁場で実現することに成功した画期的な成果です。
これによりスピンゼーベック効果の熱電変換の向上にフォノンが実用できる可能性を示唆し、次世代のスピントロニクスデバイスに活用できる道が拓かれました。
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室温でも音波とスピン流は共鳴する - 東北大学AIMR